2015年第17回ショパンコンクール結果速報!韓国人優勝者が誕生
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第17回ショパンコンクール2015結果速報
ついに長きに渡るコンクールが2015/10/20に終了しました。
コンクール参加者も会場も審査員もホッとしていると思います。
上位6位 までを掲載しておきます。
・1位 チョ・ソンジン(Seong-Jin Cho)【韓国】
・2位 シャルル・リシャールアムラン(Charles Richard-Hamelin)【カナダ】
・3位 ケイト・リウ(Kate Liu)【アメリカ】
・4位 エリック・ルー(Eric Lu)アメリカ】
・5位 イーケ・(トニー)ヤン(Yike (Tony) Yang)【カナダ】
・6位 ドミトリー・シシキン(Dmitry Shishkin)【ロシア】
・2位 シャルル・リシャールアムラン(Charles Richard-Hamelin)【カナダ】
・3位 ケイト・リウ(Kate Liu)【アメリカ】
・4位 エリック・ルー(Eric Lu)アメリカ】
・5位 イーケ・(トニー)ヤン(Yike (Tony) Yang)【カナダ】
・6位 ドミトリー・シシキン(Dmitry Shishkin)【ロシア】
なお演奏に対する賞は以下の通りです。
・ポロネーズ賞 チョ・ソンジン
・マズルカ賞 ケイト・リウ
・ソナタ賞 シャルル・リシャール・アムラン
・コンチェルト賞 無し
・マズルカ賞 ケイト・リウ
・ソナタ賞 シャルル・リシャール・アムラン
・コンチェルト賞 無し
韓国人からの優勝者が誕生しましたが韓国人のショパンコンクールでの優勝は歴代初めてとなります。
韓国はピアノ人口が多いと言われていて、他のコンクールでも上位入賞者は出ていますが、遂に老舗コンクールで優勝者が出たかということで韓国内はきっと歓喜で湧き上がっていると思います。
以前のショパンコンクールの入賞者は、大半がロシアやポーランドで埋め尽くされるケースばかりでしたが、 今回の2015年のショパンコンクールで国籍が随分多様化し韓国をはじめとして、アメリカ人が2人、カナダ人が2人も上位入賞者が出るといった予想外の結果でした。
ちょっと残念だったのが日本人からの上位入賞者が一人も出なかったことです。
ちなみにチョ・ソンジンは来日公演をすることが決定されました。
2015/11/20、21日にはNHK交響楽団定期公演フェドセーエフ指揮の公演、2015/11/23には東京オペラシティでの公演、2016/1月にはショパンコンクール入賞者ガラコンサートツアーを予定しています。
ショパンコンクールで優勝すると世界中から注目を浴びるからスゴイですね。
演奏活動も頻繁
上位入賞者のおすすめ演奏
チョ・ソンジン「ポロネーズ6番OP.53英雄」
とてもキレイなタッチで、ややオーバーリアクションである演奏をする方です。
演奏のテンポは標準的で、音量はさほど大きくありません。
とても快活な演奏で好感がもてます。
シャルル・リシャールアムラン「エチュード革命OP.10-12」
左手が良く回るピアニストであると思ったのが正直な感想です。
革命は演奏をする人は非常に多いのですが、名演となるとあまり数が無いというのが 現実です。
しかし1985年の11回のショパンコンクールで優勝したブーニンの演奏には到底太刀打ちできそうも ないというのは言うまでもないです。
ケイト・リウ「スケルツォ3番 OP.39」
女性にしては、なかなかずっしりとした力強いタッチをするピアニストです。
エリック・ルー「エチュードOP.25-6」
難関の3度のエチュードです。
なかなかキレイに仕上がっていて関心します。
イーケ・(トニー)ヤン「舟歌OP.60」
演奏スタイルはかなり猫背です。
タッチは非常にソフトで、舟歌を演奏するにはうってつけであると思いました。
ドミトリー・シシキン「エチュードOP.10-1」
この曲も相当な難関曲ですが、ミスタッチもなく、キレイに演奏できています。
最近の演奏家は、テクニック面では、かなり完成度が高いものになっている というのが正直な印象です。
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まとめ
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