ショパンバラード第2番解説と聞き比べ5選-激しいコーダは圧巻あ
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ショパンバラード第2番解説
ショパンバラード第2番聞き比べ5選
ポゴレリッチ
1980年ショパンコンクールで落選したポゴレリッチのバラード2番です。この演奏は審査員のマルタアルゲリッチに絶賛され、観衆をゾッと震撼させた 名演です。
異常なほどの遅いテンポでスタートし、疾風の如く中間部に突入するところが とても凄いところです。
クリスティアン・ツィメルマン
1975年ショパンコンクール優勝者のクリスティアン・ツィマーマンのバラード2番です。圧倒的な技術力と演奏力で主題と中間部のコントラストを見事に弾き切っています。
テンポについてはかなりゆったりとしています。
ランラン
若手中国人ピアニストのランランのバラード2番です。ペダルの使い方がちょっと気になる点がありますが、抜群のテクニックと 曲の構成力で聴き手を魅了する演奏です。
チョ・ソンジン
2015年ショパンコンクール優勝者のチョ・ソンジンのバラード2番はのどかな田園の風景の主題は限りなく あたたかく、切なく、どこまでも清らかであり、その反面、中間部は手のひらを返したかのように 激情がほとばしる演奏になっています。まさに圧巻といえる名演です。
辻井伸行
盲目のピアニスト辻井伸行のバラード2番は 正確かつ瑞々しさというふたつの要素を併せ持った演奏です。さすがヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの優勝後であるだけあって ピアノの詩人の楽曲向きといっても過言ではありません。
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まとめ
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