ピアノ独学練習法の注意点4選-方向性を間違えるとお先真っ暗闇
仕事でも勉強でもあてはまる事なのですが、時間さえかければ良いというものでは なく、成果が出るように工夫をしなければ意味がありません。 特に独学で実践する人は、間違った方向性をたどった自己流に陥りがちなので ここで注意事項を列挙します。
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ピアノ独学練習法の注意点4選
目的意識を持つ
ただ漠然と椅子に座って鍵盤に向かって音を出している だけでは上達するのは困難です。必ず目的意識をもって取り組みましょう。
例えば、右手のメロディーだけ完璧に弾けるようにしよう、左手の和音を ミスタッチなく弾けるようにしようなどと、明確な目的を持って取り組む ようにすることが大切です。
自分の演奏を聴く
自分で演奏をしている最中は、演奏に集中しているため、自分の出した音をしっかりと 聴きとる作業に集中できない状況です。そこで、カセットテープ、ICレコーダー、マイクなどを利用して自分の演奏を録音してみることをおすすめします。
実際に聴いてみると、テンポが狂っていたりミスタッチがあったり音が抜けていたりすることに 気づきます。
さらに、悪い部分を楽譜にメモをして練習のベースとすればメキメキと上達します。
曲想をイメージする
どの曲にも、どんな世界を描いているか、どんな雰囲気を出したいのかなど、作曲者の主張があり、それを忠実に表現するのが演奏家の役目です。できれば、その曲が作曲された背景を知ると、感情移入をしたり、演奏に込める思いを 聴き手に伝えやすくなるなどより優れた表現ができるようになります。
さらに、そのような感情を音の強弱やテンポに反映できるようになると素晴らしいです。
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プロの演奏、録音を参考にする
私たちは普段何気なく日本語をしゃべっていますが、親や周りの人のマネをしたからこそ、しゃべれるようになったはずです。このように、学習の基本は、マネをすることなのです。
ピアノも同様、プロの演奏やCDを聴いてまずはマネをしてみることをおススメします。
できれば楽譜を見ながらプロの演奏を聴いてみて、テンポや強弱などの楽譜の指示記号をどのように 演奏しているかをチェックするとよいでしょう。
また最近はDVDなどの映像が見られるものもあり、プロの指使い、ペダル奏法、姿勢なども自分の目で確かめることができますので、積極的に活用しましょう。
ちなみに聞き比べをするのもなかなか面白いものです。
同じ曲であっても、ある演奏家はテンポが速めだったり音が強かったリと個人的な解釈によって 随分と違った演奏をするものです。
こうして様々な演奏を聴くことによって良い耳を育てるきっかけになります。
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