ショパンピアノ協奏曲CDお勧め聞き比べ10選-最高傑作を徹底比較
ショパンピアノ協奏曲CDお勧め聞き比べ10選です。
ここではツィメルマン、アシュケナージ、ブーニン、ルービンシュタイン、アルゲリッチ、ブレハッチ、ラン・ラン、中村紘子、フランソワ、バレンボイムのCDを徹底比較してレビューします。
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Contents
ショパンピアノ協奏曲CDお勧め聞き比べ10選
ツィメルマン「ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番 」
ユニバーサル ミュージック クラシックからリリースされた ツィメルマンの「ショパン:ピアノ協奏曲第1&2番 」です。アシュケナージ同様に、指揮者としても活躍しているツィメルマンの 演奏が聴ける貴重な録音です。
1975年のショパンコンクール第9回では圧倒的な成績で優勝している ツィメルマンですが、若き日のツィメルマンの横顔は、ショパンそっくりで ツィメルマンを優勝者として選ぶにはさほど難しくなかったといわれています。
まさに完璧な演奏と言っても過言ではないほどの洗練された 演奏です。
この録音はまだ若かったころの演奏ということで 若さゆえの情熱も感じられてとても聴いていて気分爽快になります。
これもショパン好きの方は是非とも聴いてほしい演奏です。
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アシュケナージ「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ユニバーサルミュージッククラシックからリリースされた アシュケナージの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。アシュケナージといえば、ショパン全曲録音を完成させた大物ということで 知られていますが、実はこの全曲録音にはショパンピアノ協奏曲が含まれて居なかったという のは意外な事実です。
あくまでもピアノソロの全曲録音であったのでちょっと驚かされたと 思います。
ショパンピアノ協奏曲第1番OP.11は1997年に録音され、第2番OP.21は1965年に録音 されたものでありますので、昔の録音と、最近の録音が両方聴けるという かなりウレシイ録音です。
指揮者としても世界的に活躍しているピアニストということで、 指揮者とピアノを波長を合わせる実力は通常のピアニスト以上に 長けているのだと思います。
やはり音色がとてもキレイで、詩情溢れる演奏を聴かしてくれます。
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ブーニン「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ユニバーサル ミュージックからリリースされた ブーニンの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。1985年の第11回のショパンコンクールで優勝をきっかけに熱狂的なファンを 獲得したブーニンですが、コンクール本線ではショパンピアノ協奏曲第1番OP.11を 演奏しました。
観衆も審査員もブーニンの演奏にはとても感動させられたといわれています。
今夏の録音ではショパンコンクールでは聴けなかったショパンピアノ協奏曲第2番OP.21が 聴けるというのが非常にうれしいことです。
しかもショパンコンクール時と同じワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演に よる録音ということで、圧倒的な完成度であるのはもちろんのこと、 録音の品質も素晴らしく、ショパンピアノ協奏曲第1番と第2番を まとめて聴ける貴重な録音となります。
これは必聴!
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ルービンシュタイン「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ルービンシュタインの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。ショパンのオーソドックスな演奏を披露してくれるのがルービンシュタインの演奏の特徴です。
これは ルービンシュタインが活力あふれるころの録音で、 とてもエネルギッシュで若さ溢れる快活な録音に仕上がっています。
演奏技術面に関しては、アシュケナージやポリーニには 敵わない部分があることは確かですが、 聴き手を優しく包み込むような、人情味溢れる ショパンを演奏してくれるので、いまだに根強い人気が あるのかもしれません。
ちなみに 2曲立て続けで聴いてみて思ったことは、とても後味の良い演奏だ ということです。
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アルゲリッチ「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ユニバーサルクラシックからリリースされた アルゲリッチの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。ショパンピアノ協奏曲第1番OP.11は1968年に録音され、 ショパンピアノ協奏曲第2番OP.21は1978年に録音されたものです。
1965年の第7回ショパンコンクールでは圧倒的な優勝を飾ったアルゲリッチですが 高速なテンポで情熱的でダイナミックでスリリングな魅力がこの録音から 感じ取れます。
ショパンコンクール本戦ではショパンピアノ協奏曲第1番を演奏しましたが、 コンクール直前まではショパンピアノ協奏曲第2番を演奏する予定だったそうですが、 既に2曲とも完全に自分のレパートリーにしていたというのは 本当に驚きです。
ちなみになよなよした演奏より、むしろダイナミックな演奏が好みという方であれば きっとアルゲリッチの演奏に満足すると思います。
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ブレハッチ「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ユニバーサルクラシックからリリースされた ブレハッチの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。2005年の第15回ショパンコンクールではマズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞を 同時に獲得して圧倒的な人気を獲得したピアニストです。
ポーランド人ならではのブロンズの髪はショパンをも彷彿させる 外見です。
演奏は決して大げさな演奏はせず楽譜を忠実に再現し、 上品かつデリケートな演奏を披露してくれるのがブレハッチの演奏の 特徴です。
ダイナミックな演奏が好みな方は若干物足りなさを感じるかもしれませんが 気品溢れる演奏で癒されたい方にとっては最高の演奏となることでしょう。
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ラン・ラン「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
ユニバーサルクラシックからリリースされた ラン・ランの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。ラン・ランはメジャーなコンクールに優勝しているわけではありませんが、 既にコンサートができるというほどに実績のあるピアニストで、 のだめカンタービレでのピアノ演奏を担当するなど かなり世界的に活躍しているピアニストです。
実際に演奏をする姿を見たことがある人はわかると思いますが 目をギョロギョロさせながら演奏している姿は必見!
まだ若いピアニストでありますが、技術面は抜群で 難しいパッセージも難なくクリアしている凄腕ピアニストです。
若さのいたりが原因なのか、少々やりすぎなのでは と感じられる部分もありますが、全体としてスカッとする演奏です。
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中村紘子「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
SMJからリリースされた 中村紘子の「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。日本人ピアニストの中でもとくにショパンの演奏に高い評価を 獲得している中村紘子の演奏を聴くことができます。
中村紘子自身がショパンコンクールの審査員を努めていることもあり ショパンに対する解釈は人一倍深いものになっているのは 間違いありません。
このショパンピアノ協奏曲を聴いてみて思ったことは ロマンティックな情感を豊かに表現した名演です。
洗練された音質で、繊細なパッセージからダイナミックなパッセージまで きちんと演奏しきっている演奏を披露してくれており、 是非とも聴いて欲しい録音です。
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フランソワ「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」
サンソン・フランソワの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番」です。直感と霊感を信じて即興風に演奏するフランソワの演奏ですが、 ショパンピアノ協奏曲においても即興風の素晴らしい演奏を 聴くことができます。
事前に綿密に計画されていない演奏というのもなかなか面白いものだ というのがフランソワの演奏の第一印象でした。
スピードが早まったり、テンポを落としたりと、まるで お酒を飲んで酔っ払って演奏しているかと思えるような演奏がかなり 面白いです。
ちなみにこの録音についてはオーケストラの演奏がかなりハイテンポなのですが、 このテンポについていけるフランソワはハッキリ言って凄い!
オーソドックスな演奏に飽き飽きした方は、これを聴くと 新鮮な気分になれると思います。
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バレンボイム「ショパン:ピアノ協奏曲」
ユニバーサルミュージッククラシックからリリースされた ダニエル・バレンボイムの「ショパン:ピアノ協奏曲」です。バレンボイムといえばドイツ系の音楽であったり、ベートーベンや ブラームスの演奏を得意としている印象をうけるかもしれませんが、 ショパンも重要なレパートリーとしています。
バレンボイムも今や巨匠の領域に到達したといえる円熟した演奏を 聴かせてくれ、 なんとなくルービンシュタインの演奏に近いものを感じます。
この演奏もオーソドックスなスタンダード版の録音として 相応しい演奏といえます。
ちなみにライブ盤の録音ということで観客の拍手まで聞こえてくるので 自宅で演奏会会場にいるような気分にさせてくれるのでとっても楽しめる一枚となりそうです。
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まとめ
以上がショパンピアノ協奏曲CDお勧め聞き比べ10選でした。
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