ショパン即興曲全曲解説動画付き-思うがままに自由に作曲した作品集
即興曲とは、もともと与えられた主題に対して、演奏者が その場で即興的に自由に曲を創り上げていくことを指します。
ちなみに 同じタイトルの曲集で有名なのがシューベルトです。
ショパンの即興曲は即興的に思うがままに自由に作曲したというよりむしろ、 緻密に構成されて作曲したという感じがします。
特に4番は超有名な幻想即興曲として知られており、憧れのピアノ曲でも常に 上位にランクインするほどの人気曲ですので是非チャレンジして欲しいと思います。
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Contents
ショパン即興曲全曲
ショパン即興曲第1番 OP.29
サロン的な雰囲気を醸し出す親しみやすい主題の曲であるためコンサートでよく取り上げられる曲です。
曲の長さも5分程度ということで長すぎもなく短すぎでもなく 丁度良い内容です。
即興曲の中では演奏が容易な曲で、初心者にとっては うってつけの曲です。
是非ともチャレンジしてください。
ショパン即興曲第2番 OP.36
全体的にゆったりとした瞑想的な音楽です。
中間部は威厳のある力強いパッセージが登場します。
ここの箇所は左手がオクターブになっていて、正確に打鍵するのが けっこう厄介かもしれませんが 演奏者の腕の見せ所だと思います。
中間部が終わると、主題がさらに華やかになって登場して幕を閉じます。
ショパン即興曲第3番 OP.51
3連符での演奏技法がメインとなる優美な一曲です。
演奏技術面で注意すべき点は右手の6度のパッセージです。
曲の最初から最後まで沢山出てくるので結構大変かもしれません。
ショパンエチュードのOP.10-7、OP25-8をじっくりと取り組んでおけば 難なくクリアできるはずです。
ショパン即興曲第4番 OP.66【幻想即興曲】
ショパンの即興曲の中でもっともポピュラーで有名な曲が コレ。
ピアノ名曲アルバム等のCDに、ほぼ間違いなく掲載されているほど 人気のある曲です。
左手のアルペジオの伴奏をベースとして 華麗な旋律を右手で演奏するスタイルになっています。
中間部は、美しいトリオのメロディーが奏でられます。
この美しいメロディーも束の間、また主題が登場します。
コーダの部分では、中間部のトリオのメロディーが左手で回顧されるように 登場するのがとても印象的です。
ちなみに、即興曲4番となっていますが、即興曲の中では最も 早い時期に作曲された曲です。
ショパンの死後に弟子のフォンタナによって発見され、幻想即興曲と 命名されたといわれています。
ショパン好きの方は、是非とも取り組んでほしい一曲です。
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まとめ
以上がショパン即興曲全曲でした。
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